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5月. 14, 2026

【TALKING HEADS】VELVET HAKATA

「TALKING HEADS」は、ナビゲーターが気になる人やショップなどを紹介するコーナー。
今回からナビゲーターを務めるDIALL HOUSEのSOUが訪れたのは、VELVET HAKATA。
スタッフ・坂田虎氏へのインタビューをはじめ、店内紹介やスタイリングを通して、店づくりへのこだわりやファッションに対する考え方、VELVET HAKATAならではの空間や世界観を紹介します。

SOU:こんにちは 今回からTALKING HEADSのナビゲーターを務めます
DIALL HOUSEのSOUです

今回はVELVET HAKATAさんにお邪魔したいと思います

今回お店を紹介してくれる、僕の友人のタイガ君です

タイガ:坂田虎(タイガ)です
よろしくお願いします

SOU:VELVET HAKATAはどんな経緯でできたんですか?

タイガ:オーナーが高相(たかそう)という者で下北沢が今年で11周年、博多は今年3周年に向かって走っている最中になります

SOU:では早速店内の紹介をお願いします

タイガ:うちのオススメというか俺がオススメしたいアイテムの1つです
燕尾服なんですけど普通のノーマルな燕尾服は綺麗な感じで

夜に良いディナーに行くような服で使われるけど
うちはこういうのをボロで提案していきたいし
裏地がすごいことになっていてどうやって着るんだって思うかもしれないけど
そこをファッションに落とし込んでいくのがかっこよさでもあるし
そういうのを提案していきたい1つです

もう1つのアイテムはディズニーですね

VELVETといえばディズニーという印象が強い方も多くて稀にお客様でも
「ディズニーの服ありますか」ってお客さんもいるし
まだお客さんの時にディズニーに彼女と行くってなってペアルックしていきたいねってなった時に
下北のベルベット行って「ディズニーの服ありますか」って
実際聞いたこともあります

タイガ:ラックの分け方も心の中で決めていて
全部個人的な気持ちが入ってるラックばっかりなんだけど
VELVETが提案するアメカジはこんな感じだよねっていうラック1つとか
ここはちょっとエレガントっぽくいきたいよねとか
ちょっとこう綺麗に落とし込んでほしいなっていう希望を持ってるようなラックとか
なんかそういうような観点からも見て楽しんでほしいなっていうのはある

なんかこういうなんかキラッと光ってるようなグリッター混じりの服もVELVETっぽい服だなって思う

サイズ的にはレディースにはなるけどSOUみたいな細身の男性でも全然着れるし
むしろそういう男性に挑戦してほしいって思う

もう次の季節だから次の季節だからっていうのは考えずに
かっこいい服をやっぱ置いていきたいから今頃ムートンかよとか
けどそれが俺的にはなんかかっこいいなって思うポイント

かっこいい服をやっぱ常に提案していきたいから夏でも冬物売れてほしいし
買って欲しいとかでは無いんだけどあの服がいるからこそそのラックがかっこよくなるというかっていうような感じです

これも面白いディズニーの服になってて古いGAP70年代くらいのGAPになるんだけど
ミッキーのデザインが入ってる

SOU:よく見たら本当だ言われんと気づかんかも

タイガ:うちの服ってインパクトが強いじゃん
ラックでガンってなるけどこういう細かいところ見ても結構面白い

SOU:セレクトとかも置いてるんですか

タイガ:セレクトとうちのオリジナル
あとは「Soloist」や「Are You Different」さんとコラボしたアイテムを置いています
セレクトは「Midorikawa」と「WESTFALL」を取り扱っています

SOU:MidorikawaとVELVETの関係性はどんな感じなんですか?

タイガ:デザイナーの緑川さんの前職からオーナーの高相さんは関わりがあって
デビュー作のシークレット展示会から呼んでいただき今に至ります

VELVETの世界観を作ってくれてるのもMidorikawaの力ももちろんあるし
Midorikawaがなかったら今の日本のファッションシーンは退屈になっていたんじゃないかと思うくらい欠かせない唯一無二のブランドっていう意識は今になってもある
これからもずっとあるブランドだと思う

SOU:今回は僕を全身コーディネートしてもらえるってことでよろしくお願いします

タイガ:(1スタイル目)さっき紹介させてもらった燕尾服
結構ボロボロだったと思うんだけど

SOU:内側がボロだけど外はきれいな感じやね

タイガ:うちでセレクトさせてもらってるMidorikawaのパンツを合わせて
これベースは昔のバイクの競技とかで履かれるモトクロスパンツなんだけど
それにボタンがバーっと付いてます

SOU:ちょっとここにスリットが入っててこれがまたいいね

タイガ:モノトーンの感じにワインレッド靴
真っ赤すぎない赤そこで遊び心も入れつつ真っ白真っ黒も面白いけど
そこに自分の個性も入れています

SOU:これもめちゃくちゃ履き心地がいい
めちゃくちゃ履いてて楽

これもMidorikawa?

タイガ:そうです
これなかったらもう指揮者なんだよね

フリルも挑戦しにくいシャツだと思うけど
ここのワンアイテム加えるだけでクラシカルにしすぎずファッションに落とし込んだ
なんかSOUっぽいしこの感じが

ボロは結構使いアイテムの一つでもあると思うんだよね
でもうまく使えばすごいアイテムになると思うからボロじゃんと思わせるんじゃなく
自分自身をより上げてくれるスタイリングにした俺の中では

SOU:ドレッシーだけどボロがチラッと見える感じがめちゃくちゃかっこいい

タイガ:(2スタイル目)さっきとは全然違うスタイルにしてみたんだけど
次はうちのオリジナルのデニムシャツとデニムパンツのセットアップ

この感じも絶対SOUは合うなと思って
このパンツはフレアしていてスッキリした感じの革靴とか合わせるときより分かるんだけど
フレアしすぎてないんだよね黄金比だねこれは

セットアップだけだと面白みがないからArmaniのストールを合わせて大人感を出しました

細部までこだわりがあるのがさすがだと思う

デニムセットアップって結構男臭くなっちゃうイメージだけどSOUはなんかスタイルもあって
中性的な感じが俺はめっちゃ似合うなと思うんだよね

インナーはなんか色気がある感じというか中のこのパールの感じ
ちょっと編み編みのインナーを入れてあげて

SOU:ちょっとレディースっぽいよね

タイガ:この靴もMidorikawaの靴になってて

もちろん革靴で合わせてもいいんだけどこのストール合わせた時に
海外の旅人っぽい雰囲気出せるなって思って派手だけど派手って見せないコーデというか

これを自分に落とし込んであげるのが
それがファッションな気がする

着させられてるんじゃなくてSOUありきのこのファッションだから
っていうようなスタイリングにしてみました

SOU:レイアウトとかってタイガが全部決めとうと?

タイガ:ここは俺が決めててたまに高相さんと確認し合う時はあるけど
だからなんか自分の中のこだわりもあるっていう感じかな

SOU:VELVETのスタッフとして働く上で大切にしていることってある?

タイガ:まずはラック組み
1つのラックで作品を作る感覚で作ってるかな

結構攻めた服も多い中でこっちのエゴをぶつけるんじゃなくその人のパーソナルに合ったもので
普段は挑戦できない服に寄り添わせる手助けのような感覚で考えてるかな普段は

毎月来てくれるお客さんもいて普段絶対着ないし見ない服ばっかだと思うから
ちょっと新しい扉が開いたかのような「楽しいです」って言ってくれるだけで
俺はなんか嬉しいなって思う

SOU:高相さんってどんな人ですか?

タイガ:感覚がすごい
アメリカからの段ボールを見た時に毎回すげーってなるし大胆だけど繊細なところもある

一つ一つのピックに意図が伝わってくる
ふざけてるかもしれないけど高相さんは「俺は売れ残りを買ってるんだよ」なんて言ってるけど自分のかっこいいを信じ続けてやり続ける人だからずっとすごいなって思わされる存在なのかな

SOU:福岡の中でも博多に作った理由って何ですか?

タイガ:まず高相さんが福岡が大好きだからっていうのがあって
NEPENTHESさんでPOPUPさせていただいて全国各地の都市を回らせていただいて
福岡もあってやっぱこう肌感も合う第二の拠点を置くとしたら福岡だなっていうのがまず一つ

次に博多っていうところで言うと物件がまずNEPENTHESさんが近いっていうのと
この物件がすごい高相さんの中ですごい好み

櫛田神社が近くにあってなんか神聖な気が流れるような場所で
やりたいっていうのがあった

一個人としては天神などからは離れてるけどここめがけてきてほしい

SOU:VELVETの今後のビジョンとかってある?

タイガ:この古着とかのラインナップはもちろん変わらず
今の良さを信じ通しつつ毎シーズンMidorikawaのプレビューや
みんな心驚くようなオリジナルアイテムの提案をしていきます

あとは服にとらわれず写真展など新しいジャンルにも幅広く博多の方では取り組んでいくのかな
福岡がまた盛り上がってくれれば俺らも楽しみだし
俺の考えもちょっと混じっちゃってるけど
高相さんはそういう考えもあるっていう話はしてた

SOU:めちゃくちゃ楽しみありがとうございました